文芸を身近に持ち歩く。

さきがけ文学会について


さきがけ文学会は、2011年より「最も身近な文芸雑誌」を目指して立ち上がった、福岡を中心に活動する社会人文芸サークルです。
三行詩・詩・俳句・短歌・散文(エッセイ・掌編小説・感想文)ほか、発想練習の為の企画ものなど、ジャンルを問わずに作品を集め、文芸同人誌「さきがけ」と「蘖-ひこばえ-」の定期発行をメイン活動にしています。

-基本理念-

  • ありのままの感性を用いて創作活動を楽しむ。
  • 文芸は言語表現であることを忘れない。
  • 常に新しい発想に挑戦する。
  • 個人が輝ける作品を目指す。
活動構成(2019.10現在)
    • 会員
      〇 会員数:13名(うち正会員5名、男女比=8:5)
      〇 平均年齢:31歳 (25~37歳)
      〇 会員分布:九州7名(福岡6、佐賀1)、関東4名(神奈川1、東京2、千葉1)、中部1名(愛知1)
    • 取扱いジャンル
      〇 韻文 (三行詩・詩・短歌・俳句)
      〇 散文 (掌編小説・エッセイ・感想文など)
      〇 その他企画もの
    • 会費について
      〇 正会員:年1回徴収(一律)
      〇 準会員:冊子ごとに徴収(作品数に応じる)

      正会員

      準会員

      10,000円/年

      韻文
      (詩・俳句・短歌)

      (20作まで)1,000円

      企画

      無料

      散文

      2,000円

      ※字数制限などの詳細はお問い合わせ下さい。

主な活動(2019.10現在)
  • 文芸同人誌(年2回)の定期発行
    「さきがけ」
    :7月発行。企画ものを多く取り入れ、書く楽しみを伝える。
    「蘖-ひこばえ-」
    :1月発行。テーマ制を用いて、書き手の研鑽を目的とする。
  • 文芸タウン誌の発行(9月)
    「文芸ごきんじょ」
    :福岡市都市圏の文芸同人誌に関わる場や、文芸に関する活動の場に関する情報を公私を問わずまとめた情報誌。
  • 個人誌の発行(随時)
    :不定期発行。会員の希望に応じて編集を担当します。
  • 会報の発行(4月)
    :毎年度、会費の収支報告や活動内容等を会員に送付しています。
  • 定例会の実施(不定期)
    :毎月第2金曜日21:00~23:00(正会員のみ、準会員の参加は任意です)
  • 運営
    :毎年3月の定例会を「総会」と呼び運営を見直します。(正会員のみ、準会員は任意)
  • 会計年度
    4月1日~翌年3月31日
「さきがけ文学」という理念について

「名高い文豪になりたいのか、それともアニメ・映画化される売れっ子の作家になりたいか」

文芸を始めると、決まってそう尋ねられるのを、私は不思議な気持ちで眺めていました。
私にとって、文芸とは息を吸って吐くのと同義だったからです。
息を吸って吐くことに、一等か二等であることは特に重要ではないように、私にとって名高い文豪も、売れっ子作家も、隣の芝生での出来事でした。
そんなことよりも、私は思い切り息を吸って深呼吸がしたい。 地平線の見える草原の上で、両手でも届かぬ青空の下で。

今の若者の中に、せっかく出来た文芸作品をゴミ箱に投げ込む人が居ます。
大衆に認められないから価値がない、お金にならないから必要ない、そんな理由で己の文芸作品を自らゴミと定めてしまうのです。

ならば私は、その人たちのゴミ箱になりたい。
どうせ大したことない作品だとため息をついた作品を拾い、綺麗に皺を伸ばし小さな本にして。 そうすれば、その人がため息をつかなくなる事を知っているのです。 人には心があります。楽しいことも、悲しいことも。
さきがけ文学は、人の心を紡ぐ文芸サークルです。 最も身近な文芸誌として、共に寄り添う。そんな文芸サークルを目指しています。
そう言ったら会員から「つまり、ゴミ箱文芸部ですね」と言われました。
悔しいのう、悔しいのう。

2012.7.13 さきがけ文学会 ゆうや

活動年表

2019.12 ちょこっとブックカフェ 実施
2019.10 文学館倶楽部「文学のある風景」に「ちょこっと文芸福岡」が紹介される。
2018.08 第1回ちょこっと文芸福岡 実施
2018.02 Collage Event Ade11 初参加(~13)
2017.12 西日本新聞「西日本文学展望」にて「文芸ごきんじょ」が紹介される。
2017.09 文芸同人情報誌「文芸ごきんじょ」 創刊
2017.07 西日本新聞(北九州版)「読者文芸・短歌」にてゆうや氏が選を受ける。
2017.06 奥付住所を長崎県から福岡県へ変更。
2017.02 福岡大学文芸部開催の「OB・OG講義」にて講演を行う。
2015.10 第1回文学フリマ福岡 初参加(第2回、第4回~)
2015.03 編集者の転居に伴い、さきがけ文学会の奥付住所が長崎県に変更
2014.11 第50回福岡市民文芸<詩部門>で古都旅人氏が西日本新聞社賞、<川柳部門>にてゆうや氏が佳作に入選する。
2014.10 文学館倶楽部「クローズアップ」に「さきがけ文学会」が紹介される
2014.08 読売新聞(九州・山口)・総合面にて「さきがけ文学会」が掲載される。
2013.06 西日本新聞・文化面にて「さきがけ文学会」が掲載される。
2013.06 第2回福岡ポエイチ 初参加(~第7回)
2012.09 Comic City福岡30 参加
2012.07 「さきがけ」創刊
2012.01 「蘖-ひこばえ-」創刊
2011.11 設立